パワハラで精神疾患 労災認定

職場の同僚から暴力などのパワーハラスメントを受け精神疾患になってとして、労災補償を求めていた家電量販店の男性社員に対し、西脇労働基準監督署が労災認定をしていたことがわかりました。

兵庫労働局などによりますと、男性社員は閉店作業中に、男性の仕事ぶりに腹を立てた先輩格の同僚から殴る蹴るなどの暴行を受けたことや、また別の同僚からも作業上の不手際を指摘された際にペットボトルで左目のあたりを殴られたことを主張しています。

男性は軽症でしたが、その後精神が不安定になり、不眠や下痢などの症状に見舞われ、医療機関から「うつ病」「外傷後ストレス障害」との診断を受け休職。労災の休業補償を請求し、西脇労基署が今年3月20日付で支給を決定したということです。